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日別アーカイブ: 2025年11月20日

足場工事の歴史について

皆さんこんにちは!

 

山口県下松市を拠点に足場の組立を専門に行うプロフェッショナル集団として、マンションやビル、橋梁といった様々な建築物に適した足場の提供を行っている

DKworks合同会社、更新担当の富山です。

 

 

 

 

足場工事の歴史について

~古代から未来へ、日本の建設を支える“縁の下の力持ち”~

今回は、日本の足場工事の歴史と進化について
古代の寺院から現代の高層ビルまで、建設現場を支えてきた「足場」。
その変遷をたどると、日本の技術力と安全意識の高さが見えてきます。


1. 日本における足場の歴史

~木組み技術から現代の鉄製足場へ~

① 古代~中世|寺社建築を支えた木製足場

 

日本の足場の起源は、なんと**飛鳥時代(6~7世紀)**までさかのぼります。
仏教建築の隆盛とともに、大規模な寺院や仏塔の建築が進み、木製の足場が使われるようになりました。

当時の足場は、竹や丸太を縄で結んだ「丸太足場」
奈良の東大寺大仏殿や京都の清水寺でも、このような木製足場が使われていたと考えられています。

特に清水寺の「懸造(かけづくり)」は、釘を使わず木を組み合わせる伝統工法で、山の斜面にせり出した舞台を支える壮大な構造です。
これこそ、日本ならではの足場技術のルーツです

【ポイント】
日本古来の“木組みの知恵”が、現代の構造技術にも息づいている!


② 江戸時代|城郭・町屋の建築と足場の進化

 

江戸時代に入ると、城郭や寺社、武家屋敷の建設が盛んになり、足場技術もさらに発展。
この頃は、竹や丸太を使った**「掛け足場」**が主流でした。

足場に**手すり(手摺木)**が設けられたのもこの時代。
作業員の墜落防止を目的とした初期の安全対策です。

また、江戸の町は火事が多く、火消し(消防)活動にも足場技術が活かされました。
火事場で素早く登るための足場組み、修繕のための仮設足場など、当時から**“迅速かつ安全”**が求められていたのです

【豆知識】
江戸の職人は「足場を組む速さ」でも腕を競ったと言われています!


③ 明治~昭和時代|金属製足場の登場と近代化

 

明治時代に入ると、西洋建築の導入により鉄骨構造やレンガ造の建物が増加。
それに合わせて、足場も木から鉄へと変化していきました。

昭和初期には、単管パイプを使った鉄製足場が登場。
戦後の復興期には、全国で高層ビル・橋梁・ダムなどの建設が進み、
足場は一気に近代化・大量需要の時代へ。

  • 単管足場:鉄パイプをクランプで連結するシンプル構造

  • 枠組足場:フレーム型の強度重視タイプ

  • ⚙️ 吊り足場・移動足場:橋梁・トンネル工事など特殊用途に使用

これらが現代の足場工法の礎となりました。

【ポイント】
高度経済成長期には“安全・スピード・大量施工”がキーワード!


️2. 現代の足場工事の特徴と技術

 

① 日本で一般的に使われる足場の種類

 

現代の足場工事では、建物の形状や作業内容に応じて、さまざまな足場が使い分けられています。

種類 特徴
単管足場 鉄パイプを組み合わせる。小規模現場に最適。
枠組足場 フレーム型で強度が高く、高層ビルなどに使用。
⚙️ くさび式足場(ビケ足場) 組立が速く、住宅・リフォームに多い。
吊り足場 橋梁・トンネルなど地面に設置できない現場向け。
移動式足場(ローリングタワー) 室内や短期工事に便利なキャスター付き足場。

 

“足場”といっても、その形・用途はさまざま!
現場に合わせた最適な足場選びが、安全と効率を左右します。


② 足場工事における安全対策

 

現代の足場工事では、安全が最優先
国の法規制や技術基準が厳しくなり、現場全体で安全を守る仕組みが整っています。

  • 墜落防止対策:フルハーネスの義務化

  • 構造強化:高強度鋼材・耐風設計の導入

  • 定期点検:組立・解体・使用中の各段階で安全確認

  • ICT技術導入:ドローンやAIによる点検・管理

近年では、3Dシミュレーションを使って足場の安定性を事前に検証する現場も増えています。

AI × 足場 = 「安全+効率」の新時代!


3. 足場工事の未来と展望

 

① 次世代の足場技術

 

日本の建設業界では、省人化・効率化・安全性の向上がテーマになっています。
その中で足場工事も、大きな転換期を迎えています。

  • AIによる自動設計:3Dで最適な足場を自動計算

  • ⚙️ 軽量素材の開発:カーボンやアルミで施工スピードUP

  • 自動組立ロボット足場:人の危険作業を減らす

これからの足場は、“人が組む”から“人と機械が協力してつくる”時代へ。


② SDGsと環境配慮型足場

 

建設業界でも環境負荷の軽減が求められています。
足場業界も例外ではなく、次のような取り組みが進んでいます

  • ♻️ 再利用可能な足場部材の普及

  • リサイクル素材を使ったエコ足場

  • 製造工程でのCO₂削減・省エネ化

 

“安全+エコ=持続可能な足場”
これからの足場は、人にも地球にもやさしい工法へ進化しています。


4. まとめ|日本の足場文化は進化し続ける

 

古代の木組みから最新のAI技術まで、足場工事の歴史はまさに日本の建築史そのものです。

  • 伝統技術(木組み・竹足場)

  • 近代技術(金属・単管・枠組足場)

  • 未来技術(AI・ロボット・エコ足場)

時代とともに変わりながらも、足場の目的はいつも同じ。
それは、**「安全で、確実に、建物を支えること」**です。

日本の足場技術は、これからも“安全”と“信頼”の象徴として進化し続けます✨


‍♂️足場は、建物の“影の主役”。
その技術と誇りを未来へ――。

 

 

 

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